いたれりつくせり。

アニオタからジャニオタ。オタクのオタク。

6月ひとまとめ。

  寝盗られに行ってから6月になり色々あった。それぞれ記事にしたいぐらいなのだけれど、まとめました。

 

・テレ東音楽祭

・コインロッカーベイビーズ

・和歌山旅行

Perfumeのライブ

・キスマイのアルバム、I SCREAM

・最近の就活(おまけ)

 

テレ東音楽祭

 まさかの帰国後一ヶ月以内に4回目の濵田くん。当たると思っていなかっただけに激しく動揺した。

 正直行って座席的にはSHAKEと最後の100%勇気しか見られてないんだけど。ネタバレはだめなので、なんと書けばいいのか分からないのだけれど、とりあえず楽しかった

 

コインロッカーベイビーズ

 行きたくて仕方がない舞台だった。ただ、寝盗られはまだ丈がいたからいく理由があったのだけれど、「東ジュとえびだけの舞台にお金をかけていくのか…?いくら舞台が好きだからっていまその余裕があるか?」って百回自分に問いかけた。でも結果行った。

 この理由としてその前の5/23に少年収で見たLove Tuneが少し関係あって。安井くんはキスマイ関係を見ているとよく出てくるのと、なにわ侍ハロー東京のDVDにも出ていたのもあり、なんなら一番最初に知ったJr.だった。その安井くんがついにユニットに!と聞いてみてみたら荻谷くんと美勇人くん!…で?あと一人だれ…?となったのが最初の真田くんとの出会いなのだけど(真田担さんごめんなさい)少年収でLove Tune見てやっぱいいな〜と思っているときに、真田くんも含め全員好きだという事実に気づいてしまったのである。

 友達がチケットを一枚余らせているのは知っていたのでずーっと考えて、「いやここでいかなかったら後悔する!!!」というJr.担でもないくせに軽率さを発揮し行って来たんだけど、超好きな奴だった。

 あの舞台は寝盗られと同じく、好き嫌いがものすごく分かれるとおもう。私はそれのすっっっっっっっっごく好きな方だった。前ジャンルもあんな感じだったんだよ、っていうぐらいドンピシャ。ああいうの好き。退廃的な世界でもがく子供たち!いいよ!…これに関してはまた5000文字ぐらい書きたかったんだけどちょっと心折れつつあるのでさわりだけね。色々考えたこと。ネタバレ含みますので注意。

芋洗坂係長の演技がいい

 冒頭のシーンが好きすぎる

・昆さんのアネモネちゃんがとんでもなく可愛い

 BBには行っていないので初昆さんだったわけなのだけれど、かわいすぎてヒィィ〜!となった。 L・O・V・E・ア!ネ!モ!ネ!

・ハシはホモ。ハシは乳房のない女性(ニヴァ)を触り、はじめて「勃ってしまった」と言う。女性的には枯れ果てているニヴァを彼は伴侶とする。ハシは母親に対する嫌悪感のあまり、女性を毛嫌いしていた可能性か。それに対して、最後にハシの母として出てくる女は乳房をあらわにしていて、端的に女性を表している。また、ハシの母とニヴァが似た髪型をしており、ハシがニヴァと捨てられた母を無意識に重ねていた可能性。

・最初に「狭い」「暑い」と表現されていたコインロッカーは、終盤のハシの一言では「広い広い広いコインロッカー」と言い換えられている。ハシにとってはあの空間は特別で、「広い」空間だった。

・ハシの目的は役に立つこと、人を幸せにすること、誰かのためになること。「僕は誰かの役に立ちたい、あなたの役に立てていますか?」とハシは聞くが、プロデューサーはその前に「ハシはもうあかん」と言っているし、その場でも「はなさんかい!!!」と投げ飛ばされ、捨てられる

・「眼に見えるあらゆるものを粉々にし、たたきつぶすしかない」(ニュアンス)みたいなセリフをキクが一人でいうところ、ライトの違いと表情の違いもあって前半と後半で目の光の入り方が全く違ってすごく素敵でパワフルなセリフだった

・ハシは心臓の音を探しているとき、誰か愛しているものをいたぶったり殺したりするときにその音がすると考える。ハシは浮浪者の男にトイレでいたずらをされたときも、彼を好きになっていたかられんがでなぐったとき心臓の音がしたと考えた。ただし、ニヴァとその子供を刺したとき、ヘッドホンが衝撃で落ちるとその音はしない。ハシはその事実と自分のしてしまったことの重大さを認識する。

・ハシは心臓の音が分かったあと、ニヴァを刺すが、「愛しているものをいたぶったり殺している」という状況下であるにも関わらずその音はしない。その音が分かってしまって効力がなくなったのか、ハシが冷静な心理状態でさしてたから純粋に音がしなかったのか。刺す前の確認かのような、「ニヴァ、愛してる!」がすっごくいい!!!!

・冒頭、ハシが柵の「向こう側」にいると聞き、キクが彼を助けに行こうと柵を飛び越えるシーン。はじめに向こうは危ない、と言ったあと、「最近じゃこっちのほうがおかしいけどね!」と加えるアネモネに、「ならよけい、ハシは向こう側にいる」というキク。キクにとってハシは純粋で、とにかく彼を大事にして助けたかった。

・「僕はホモなんだよ」というハシのセリフに対するキクのリアクション!!!眉毛しかめてすごい顔してる。

・「俺なら親を殺す。ハシならハシが死ぬ。」というキクの発言にハシとキクの対比がよく描かれている。二人は似たような境遇を持つ全く違う考えをしたものながら、お互いのことを必要として支えあっていて、その愛さえもお互い正しいか分からない方向へ行く感じが最高に退廃的!

・「生きているなら抱いてあげる、死んでいても抱いてあげる。もし生きながら死んでたら殺してあげる。あたしあんたを殺してあげる、あたしあんたを愛してるもの。」アネモネちゃんの曲中のセリフ、キクに対して。こういうの好きって何回言ったらいいかな

・ハシはニヴァと結婚することを決め、徐々に壊れていくときに、テレビでアネモネを見てびっくりしてテレビをたたきつぶして、心の拠り所にしていた砂嵐の音をなくしてしまう。アネモネがテレビに出てつぶしたのは驚いたから?それとも彼がキクをとられたと感じたから?

・ハシがいい感じに狂ってて病んでてそこからさらに病むからイイ!!!!!寝盗られは怖いと思わなかったけど、コインロッカーベイビーズは生半可な人が生半可な人でいったら怖いと思った。そもそも超冒頭、一番最初の時点で怖い。ハシが狂ったことに気づき、「ハシは狂ってる、誰があいつをあんなにした!」っていうキク!キクの強迫観念のようなハシを守るという使命感がただでさえ歪みきっていて、ああいう謎の使命感であったり強迫観念というのは同じ環境で育ってきた者にはあることだと思うから、超わかる!!!!となった。もう!好きだ〜!!!!!!

・嘘がつけず謎に感情が読める受刑者が結局暴れたのは、舞台通路横を駆け抜けているキクを見た限りではキクの策略に彼が乗った状態なのかな?彼はあのあとどうなったんだろう。

・髪色が濃い郁人くん、後ろに髪をなでつけてシャツのボタンひとつだけとめてジーパンにスニーカーという出で立ちが素晴らしすぎて。素晴らしすぎて。

 

和歌山旅行

 友達に「今週末和歌山行くんだ!」と言ったら、「何しに?」と聞かれた。わかる。さすがに7年前のドラマのロケ地に…とは言いにくいので、「ロケ地めぐり」ぐらいでぼかしておいたけど。

 というわけで7年前のドラマ「未来はボクらの手の中に」の聖地巡礼をしてきた。7年経ったら変わっていそうなところもあるものの、二人の出会いの交差点にソーラーパネルが設置されていたぐらいで(ドラマのほうでももうついてたかもしれないけど!)特に変わりもなく、素敵だった。

 行く方は聞いてください。参考になったリンクとか場所とか教えます。行った日がとにかくあつくて小学生の山登り遠足みたいになったけどとっても楽しかったよ!!!

 

Perfumeのライブ

 変わらないといえばPerfumeのライブ。生まれて初めてこれに行って来た。Perfumeを知って8年6ヶ月、好きになってから6年8ヶ月。ずっとPTAじゃないとチケットなんて取れないものだと思っていたら、チケットぴあで売ってた。びっくりした

 ジャニオタにならなかったら恐らく行かなかったと思う。会いにいく、実際にライブに行く楽しさをいまひとつ分かっていなかった私は、テレビの前で満足していただろう。

 幕張メッセ初日、初のスタンディングライブ。案外いい場所が取れて、双眼鏡を持って行かなかったことを後悔した。まあ双眼鏡なくてもめっちゃ見える。Perfumeは演出などのネタバレ禁止なのでこちらも何も言えないのだけれど、彼女たちが「変わらない」ことは大きいなあと思った。

 パフォーマンスするとき彼女たちは基本リップシンク(口パク)だから、音源が変わらない。このあいだ出したところのシングルも、8年前に出したシングルも、私がずっと聴き続けてきた音と同じ音で再現されるのだ。

 中学生の私の悩みとか世界とかって、言いたくはないけどそれはそれはちっぽけで。今まだ社会に飛び出すがべく黒と白のスーツに身を包みかけずりまわっている私ももちろんちっぽけだとは思うんだけれど、今よりさらに自分の世界は狭かった。

 ずっと憧れていた3人のおんなのこたちを生で見ながら歌を聞いて、時代を経て変わったもの、変わらないもの、色々考えて泣いていた。ドームツアーが発表されたのもこの日なのかな?(わからないけど)行けるんなら行きたい…

 あとドキュメンタリーとかで何度も言われていたことではあるけど、彼女たちのスタッフさんやお客さんへの感謝だったり思いやりだったりってすごい。正直行って私がいつも見ているアイドルのレベルを遥かに超えていた。初めていったライブであそこまでホームに感じさせられることってあるんだなあ。初めての私にもこんなにやさしくしてもらえるのか…好き…となった。

 

キスマイのアルバム、I SCREAM

 ずっとまだ出ないのかまだ出ないのか言ってましたがやっとでた!!!アルバム!!!

 とにかくソロ曲とFIRE!!のMVを楽しみにしていたのだけれど、想定外に心を打ったのがRe:だった。Re:の力をなめていた。「あ、Re:のソロアングルもついてたのか〜」ぐらいのノリで見始めて、メイキングドキュメント見て、泣いた。

 歌詞を選ぶプロセス、最終的に出来上がった歌詞、色々あってあの歌できたの、本当にいいなあと思う。宮田くんの役割が大きすぎる。このうえ今月のMyojoさんの一万字インタビューが宮田くんってすごいよね。宮田くんすごい。

 いつも思うけれど、宮田くんは本当に優しいなあ、と思う。優しくて、優しいことが負担にならない人なのかな?って。でも濵田くんの優しさと比べると宮田くんの優しさには、無意識の怯えとか恐怖が見えているような気がして、それの原因を作っているのが自担だったらなんだか悲しいなあと思っていた。

 でも1万字インタビューの発言を見て、ああ、良かったなあと思った。

 

舞祭組ってなんだったんだろうなあ、って思う。

 去年のライブで、舞祭組でアルバムだします!ソロ曲も入ります!って言ったのが、まさかのキスマイのアルバムで先に実現して。みんな全力で、自分の個性と色をだしてて、本当にアクの強いアルバムだなあと思う(笑)

 千賀くんがその最もたる例で、私千賀くんに対してはどうしても双子(マイP)の担当なのもあって厳しく接しがちなところがあるのだけれど、Get Readyめっっっっちゃくちゃかっこよかった。コンディションもダンスも髪色も、一切妥協しないという真剣さと、「ファンのみんなはこれを求めてるから」って断言してくれるところが本当に真っ直ぐな末っ子だなあと思った。

 めざましでニカが、玉ちゃんのPVについて「これ以上ファン増やしたい?これ以上かっこよくなりたい?」といっていたのを見て、ニカも本当はかっこいいことしたかったのかなあとか考えるわけだけど、本当にかっこいいことしたらブレるのかなあ。

 ファンとしてはかっこいいところが見たいのかな?私はアイドルに変な話、かっこ良さなんて求めていないわけだ。MV撮影なのに、今日は料理するだけです!お弁当と、スタッフさんの夜ご飯です!って堂々と言ってしまう自担が好きなわけだ。

 周りにキスマイを降りる方がいっぱいいる。私がキスマイにはまったのが2014年の10月、WESTにはまったのが11月、本格的に沼にぶちこんだのが2015年1月。このブログを読んでくださっている方も、フォロワさんも、ほとんどの方は私が「キスマイ担だけ」の頃を知らないと思う。その頃に比べれば

※追記 昨日ここまでで書いて投稿したんだけど文章途中で終わってたね!難しいこと書こうとして挫折したのでこれはこれでおっけーということで。

  

一番聞いてる歌は今のところヲタクだったってIt's Alright!です、残念ながら。

 参戦服も買ったのでこれで何公演か参戦します〜。今のところ予定は6。

 

 

おまけ

 最近毎就活というやつをしている。最近描いた文字といえば「志望動機」「なぜ留学したか」「困難とどう乗り越えたか」…などなどである。 

 昨日疲れている状態で色々考えて、最近何かにキャーキャー言ったっけ?と考えた。就活の面接の間にツイートした「はまだくんよこおさんはまだくんよこおさん」という文字列も意味をなさないぐらい、それはただの呪文でしかなくて。私は自分がある程度元気じゃないと、元気を追加で得られない仕組みになってしまっている。極端な話、ちょっと元気なら道端の花は元気にしてくれるけど、死ぬほど凹んでいるときに道端の花なんて見られない性質なのだ。

 就活生としては恵まれている方だと思う。内定はないけど、マイペースに自分なりにやってるし、特にプレッシャーも感じていない。それでも、やっぱり毎日スーツに自分を押し込めて、自分のベストが出るように面接したり、ギリギリになってしまって1日に9枚履歴書を書くのは、確実に自分を蝕んでいた。 

 今週何もしてない。毎日家でDVD見てる。

 

※キスマイのコンサートに行くまで、6月中にこの記事書きました。

無事内定は出ました、ありがとうございます。