いたれりつくせり。

アニオタからジャニオタ。オタクのオタク。

滝沢歌舞伎ZERO感想~延長編

前回の記事の約束どおり、滝沢歌舞伎ZEROの感想延長編いきます。最近あんまり現場のレポ落とせてなかったから嬉しいな~。 

前回記事はこちら: 

niseri1012.hatenablog.com

 

※最初に謝っておきますがツイートを無理くりつなげて文章を作り出したような大変残念な感想です

最前に入って:おまけ

人って本当にダメなもので、この日のチケットが来てからは正直かなり浮ついていた。この日のために痩せよう、かわいい服を買おう、人生で一番かわいい私になろう!なんて、心意気だけは立派に頑張った。
途中で何度もその、「最前に入るために頑張る」ということのうしろめたさみたいなものには悩まされた。でも、そのたびに思い出していたことが一つある。私は、「自分を近くで見てもらう」ために最前に入るわけじゃない。「担当が絶対に成長する、最高の舞台を、とんでもない席で見られる」。これだけが大事なのだ。(といっても、やはりそれなりに身なりは整えないと…。とか考えてしまうのだけど、まあそれも一興。)

 

最前の魔力

実は人生初の最前は昨年10月「放課後の厨房男子」。このブログではあまり書いていないけれど、辰巳さんのことが気になって最初に入った舞台が最前だった。頭上を飛び交うお好み焼きと、ノリのいい4人のふぉ~ゆ~兄さんたち、なかなかのオタクキラー。

10月と2月と、半年と間をおかずに最前に入ったうえで思うのは、すぐにではなくても何年に一回かは最前に入りたいな、ということ。

私にとっての最前の魔力は、「近さ」もあるけど、それ以上に「他のお客様が視界に入らない」「自担と自分の間に人がいない」こと。そもそも、私は席が選べるなら1階後列より2階前列に入りたいタイプのオタク。桟敷とか、2階とか、スタンドとか、極論京セラドームビスタ席でさえも、実質1列目は結構どこもストレスフリーで、結果楽しい。その中でも、「近さ」というぜいたくさえゆるされた最前は、本当に次元が違うレベルの思い出になった。

 

近い

結局とにかく近い。あの近さであれば、演者さんにも客席の表情が見えると思う。別に見てほしい!とかじゃなくて、(むしろ私の担当は顔の角度的に最前とか見えないタイプ)私自身結構舞台で分かりやすくニヤニヤしたりニコニコしたりしてしまう人間なので、そわそわしてしまう。たぶん「今はしゃいでます」「すげー楽しいです」って顔に出ていた。

近くで見たうえで一番の感想が、「みんな肌きれい」。結局それかよ。それです。なべしょくん、正門さん、康二くんや目黒くんなど、舞台的にも前方位置に立つことが多いメンバーを見ていてただただ痛感した。皆綺麗。肌はもちろん指と爪と歯がきれいだった。この人たち…芸能人だ…と改めて実感するなどしていた。

 

にゃいるスーパー超かわいい

二幕、ないるの滑り芸コーナー(仮称)が毎度毎度最高すぎた。世の中には古謝くんがツボに入る人と入らない人がいると思う。私は思いっきりドツボに入ってしまっている人だ。アイムゾーリー…。

一応、あのシーンは「スベる」演出のシーンなので、空気を読んでくすりともせず、表情も変えないことが正解なのかもしれない。ただし前述のとおり古謝君が思いっきりツボなので、にやにやしている口元を必死で手で覆いながら、ひとり萌えの苦しみを抑えた声を出していた。(たぶん抑えられていたと思いたい)

にゃいる…かわいいねにゃいる…ないるかわいすぎる。二幕のないる、細かい演技がいちいちうるさくてすごくかわいい。ビジュアルが圧勝、大工さんが反則級に似合っている。私はあの古謝くんと夫婦(めおと)になりたい。

あと、古謝担さんから噂には聞いていた、「見得からの笑顔」の流れ弾を食らった。古謝君、見得をしてから、はけぎわに一瞬、口元をくいっとあげてほほ笑むのだ。あれは死ぬ。流れ弾のはずが致命傷。なにあれだいちゅきじゃん。

 

すのさんについて

まずはじめにいっておくと、私はSnow Manが好きだ。キスマイのバックについてくれていたのが大きな理由だが、そもそもアクロバットと筋肉が好きなので、嫌いなわけがない。

濵田担は割となべしょが好きな人が多いので、推すならなべしょさんかな~?と思っていた滝沢歌舞伎2017、選ばれたのは深澤さんでした。今回もすの全員を見ながらも、やっぱり深澤さんに何かと目をひかれる。スキルの高さと、表情の作り方と、声のカッコよさが大きい。

と、いいながら結局今回の滝沢歌舞伎ZEROは「すののなかでは向井くん」である。まさかこんなことをいう日がやってくるとはまったく予想していなかったけれど、私はとてもうれしくて、すのとして頑張る康二くんをただただ応援している。

 歌舞伎の話に戻るけれど、岩本君のはしごが真上を通るというスケールの壮大さに驚いた。宮館さんがとにかくごつくて、この人細身じゃなかったっけか…と思っていたら、演目が思いっきり体力勝負の演目で驚いた。そりゃあの体になりますわ。あれがゆり組かな…?(違ったらごめんなさい)あの二人が好きだったら、あのシーンはむねあつだろうな。

変面を頑張ってるこぉちゃん、かわいかった。赤…だったけ。あれ?紫?二幕の黒影のシーンで、康二くんが舞台上に腰掛けて話す場面、さすがに至近距離すぎて動揺した。黒影のシーンで花道を走ってはける康二君、刀の先が全く動かない、とてもきれいな走り方をしていて好き。

あとSnowManさんの新曲が本当にめちゃくちゃかっこいい。今回の滝沢歌舞伎ZERO、入るたびに「すのの新曲が最高」とTwitterに書いたし、今でもそう思っている。あれ、見て拍手するものではなく、間違いなくペンライトを振りながら「FOOOOOO↑↑↑」って掛け声をするものだから、早く私をコンサートに連れて行ってほしい。康二君が腰を振りながら舌ペロをするのがセクシーすぎてとにかく感動した。早く映像化して。

 

感想延長戦


①OP
OPの「よ~いや、さっ!」がゼロズレだった時の話。あの瞬間彼は結構舞台でも後方、4~5列目あたりにいるので、距離にすると結構ある。ただ、「自分と彼の間に阻むものが何もない」のインパクトがものすごい。じ、自担つよい…!強い敵の前に立って圧倒される人ってこんな気持ちなんだろうなあ、なんていうものすんごくつまらない感想が出てくるほど。

曲の途中にしゃがんだかと思うと、それぞれの手で桜の花びらをぐっ、とつかみ、ぱっ、と投げて、さっ、と佐久間君(だったかな?)の衣装を脱がせ、だっ、と走るのを見ていた。妖精さんかわいい。

経験として記しておきたいんだけど、前方列だと「前列に立って踊っているSnowManたちの、股の間から自担の踊りを見る」というわけのわからない経験ができる。

組曲~モノクロ

いかんせん前にはSnowManや正門くんたちがいるので、自担が見えないこともあるだろうな、と正直覚悟をしていた。でも、想像していたよりずっとずっと、見やすかった。ずっと担当を目で追うことができた。こればっかりはもう、ラッキーとしか言いようがない…。立ち位置ゼロズレ怖い。運とご縁にただただ感謝。

組曲はとにかく曲がずっと続いて踊り続ける。辛そうでもガシガシと体を動かす様が本当に好き。見ていてじりじりする。

モノクロ、たぶん演目のなかで一番担当探しにくいのがあのあたりの方のカラフルな棒を使った殺陣だと思う。会場暗くされるから。でもわかっちゃうねすよねあれ。だって何を隠そう私は自担のオタ芸ソムリエ。いやあれは全くオタ芸とは違うけど、やっぱり担当の棒さばきが好きだな、と思ったりした。

あと今回初めて「殺陣」ってかっこいいんだなあと思った。すのさんたちの殺陣、本当にかっこいい。前列で見ていて刀があたっていないことは頭では理解できているのに、SEとぴったり一致していて、ド迫力に圧倒された。戦う男たちを見ているとなんだか自分が守られた姫みたいな気分になってくる。「童をもっと楽しませるのじゃ」的な優雅な気分になってしまう。

 

③腹筋太鼓
腹筋太鼓、位置的にも、おそらく自担は見えないだろうな、と思っていたし、なんといっても岩本君の筋肉がめちゃくちゃ好きなので、堪能しました。担当の腹筋太鼓に関しては、岩本君の後ろにたまにちらりと見える頭、伸ばした腕が見られたので満足。岩本君本当に腹筋太鼓がきれい…。

担当くんは基本頭振りまくるタイプ。どんどん首と耳が赤くなっていってかわいい。手は全然抜かない。去年丈くんと観戦にいったときのタンクトップ焼けががっつり残っていてさすがに少し笑った。

 

④浜松屋
松屋
担当が花道一番手前でよかった、と心底思った。ギリギリ、不自然に首を後ろ向けなくても見える。「女力試験するぞ(謎の片言)」もかわいいし、MC的立場というか、リーダー格なのもありほとんどボケてくれないし女の子らしさも見せてくれない。ただしはんなり京ことばだし所作がめちゃくちゃ綺麗。でもブス。本人も新聞*1でブスって言ってて笑った。…うん。

お上品に、かわいらしくしていたかと思えば、悪だくみがうまくいきそうになれば仲間と目を合わせてにやにやと笑う。可憐な声と表情が、追及の手をゆるめない浜松屋を前に、意を決してどんどん男顔になっていく。あの口上までの表情の変化がすごく好き。

それに、普通に生きててジャニオタを楽しむうえで「自担の女装+入れ墨」が見られるのは恐らく浜松屋だけなので私は浜松屋に忠誠を誓って死にます。そしてRide On Timeを見ていて、このシーンを関西Jr.に任せることにしてくれた滝沢くんに改めてめちゃくちゃ感謝した。滝沢君ありがとうございます。出番も多いし演技も不安要素あったと思うけど、日本駄右衛門の口上、どんどん聞こえやすくなっていたし、口上らしく迫力も増していた。

 

⑤五右衛門

ないると担当くん、シンメでアクロバット任されてるからむねあつ。大技(逆上がり→体持ち上げるところ)がめちゃくちゃ好き。担当の逆上がり本物*2だから本当にほれぼれするぐらいうまいし体を支える緊張感とか腕を伸ばすときの表情とか最高。

 
⑥花鳥風月
花鳥風月、浜松屋の所作を引っ張ったままなのか、女性らしい手の動きがとてもきれい。

⑦二幕

二幕についてはとにかく超かわいい小僧(推定5歳ぐらい)を楽しく見ることしか出来ない。これに関してはもう、いや、かわいいな!?っていう。どこにいても小僧の可愛さは同じ。ラブアンドピース小僧。

最初、ビジュアルインパクトの強烈さゆえに「小僧か…」と思ってしまったのだけれど、関西ジュニアに詳しくない人でも「小僧の子」っていったら分かりやすいし、お丸さんとの絡みもあるし結局おいしい。そして何より声がロリロリショタショタスーパーキュートなのでビジュアル面を無視して全面降伏。「でも一番大事なのは、このお丸さんを惚れさせるってことだよなぁ~(自慢げ)(鼻の下こする)」かわいい。黙れ小僧かわいい。かわいい…。

小僧本当にかわいくない?本人は普段インタビュー等で「可愛いって言われがちやけど…(男らしい人に憧れてて)」みたいな話よくするけど、これは演技だからいいよね!!!!!!!!!かわいいよ!!!!!!!ほんとうにかわいい!!!!!!!!!小生意気で声が甘々で本当にかわいいよぉ!!!!!!!!!!!!!

ぐすんぐすん鼻すすって、袖をちょこんともち、膝をついてアヒル座りでえんえんと泣く。デフォルトが五歳児ぶりっ子。これがかわいくなくて何がかわいい。日誌で「団子の味も違うかも?」って書いてることしかり、産経新聞のインタビューしかり、本人がめちゃくちゃ演技を楽しんでいたことが目で分かる。いろんな人に積極的にかまいに行っていて、演技で彼があんなにイキイキしていたの初めて見たかもしれない。本当に楽しかったんだろうなあ。よきよき。


二幕の街以外のシーンだと、私が滝沢歌舞伎で1,2位を争うぐらい好きなのが金さん銀さんを取り囲む黒影と仲間たちのシーン。包囲して静止状態のとき、一人だけ屈伸がめちゃくちゃ低い。そこが本当に好き。細かすぎて伝わらない選手権だし、今ブログに書いておかないと絶対数年後には忘れてるからここに書いておく。ステフォが出たらあそこなのに。くそ~!そのあと黒影の指示で戦いの場所を移すため?に通路を通って舞台からはける。通路横にも入った時があったんだけど、担当が走り抜けるのがかっこよすぎて完全パニックだった。 

 

うちの子天才

なんだかんだ浜松屋はまとめ役だったり(澤田君にもってかれてるけど)、口上トップだったり、二幕でも、役柄的に目を引くし、深澤くん演じるお丸さんとの直接的な絡みがあったりで(澤田君にもってかれてるけど)、結構目立ててたかな?爪痕のこせてたかなあ?

御園に行っていないからわからないけれど、話を聞く限りだと、今回の「ZERO」はすのさんがメインなのもあり、比較的にかなりの出番をいただけているようで嬉しい。だってほぼでずっぱりだもんな…。

担当基本的に顔が上向いててめちゃくちゃかわいい。すごくわかりやすく上向いてる。

 あと、今回は何より担当の天気予報ゲストが見られたのが嬉しかった~!字が本当にきれい…(惚れ惚れ)

それと、この滝沢歌舞伎ZEROを特集したすのさんのRide On Time(現在放送中)にめちゃくちゃ映ることが嬉しかった。こんなに映るとは思わなかった。

 

メロ

担当くんは舞台で出ている人の中で一番背が低い。いや、女性演者さんもいるし一番低いってことはないかな…。少なくともジャニーズメンバーのなかで一番背が低いのは間違いない。つまり、全ジャニーズのなかで彼との距離が一番近いんですよ(激しめの思い込み)ふふ。

 

おわりに

6000字を超えてしまったので、そろそろ終わる。

とにかく滝沢歌舞伎は楽しい。滝沢歌舞伎の筋肉×汗×伝統芸能×正統派エンタメショーなところが大好き。私は恐らく滝沢歌舞伎というエンターテインメントのストライクゾーンど真ん中の人間である。

ショタ、女装、和装、入れ墨、刀、上裸と、本当にオタク生きててよかった…。という気持ちでいっぱい…。冷静に考えてよく一人で見てられたなこれ…フェティシズムの塊。

春松竹で久々に見た担当の体が分厚くてスーツがパツパツで、それがとんでもなく愛しくかった。楽しんでいたみたいでなにより。お疲れ様。

新橋演舞場、行く予定ないんだけどまだまだ桟敷席も一般もあるので頑張りたい。担当は出なさそうだけど、万が一なんてこと、ないかなあ。

とにかく滝沢歌舞伎に出られてよかった。本当にありがとうございました。

*1:産経新聞関西版03/09夕刊「ごっつええやん!」

*2:体育の教員免許を持っています