いたれりつくせり。

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未来記の番人 冨岡健翔さんの覚書感想


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気が付けば冨岡健翔さんをもちもち可愛がるのが完全に日々の癒しになっております、せりです。仕事でイライラしたら長めの冨岡さんの島動画を流してBGMにしています。イケメン桜再開おめでとう!2日に1回おとみの文章が読めるのが嬉しい。

というわけで新橋演舞場『未来記の番人』、2021年3月12日、観劇してきました。2021年現場はじめ。観劇しながら頭に浮かんだ内容をつらつら書き述べていきます。近しい友人にこの話を聞いてくれる人がいないどころか、「なぜこれ以上無所を好きになるんですか!?」と心配されるからです。私も聞きたいよ!私の2021年の裏目標、「めどうちゅに肩入れしない」だったんだよ!このザマだよ!

そもそもなぜ私がおとみをかわいがる人間になったかはこちらをご参照ください。好きなところはこちらをお読みください。*1

 

 

クロバット

客電がどんどんと暗くなり、スタート。オープニング、いかにも時代劇が始まるように、各キャラクターが出てきて、脇に名前が出てくる。わかりやすくていいなあ、と見ていたら、冨岡健翔さん演じる巽登場。いきなりのアクロバットに思わず息をのんだ。

アクロ、数歩前まで何もしませんみたいな気合でくるじゃん。ささっときて軽やかに飛んで、回って、静かに着地して、数歩前に出たかと思えば0番で腕を組んで決めるまでの流れがとにかく鮮やかで、「ちょっと待って今のスローでもう一回見ていいですか?」ってなった。

冨岡さんがアクロバットがうまいというのは情報として知っていた。ダンスクのアクロバット選抜の特集を読んだときに、自分以外の他のメンバーのアクロバットの特性やそれに対する改善点をぽんぽんと出しているのを見て素直にすごいなと思っていた。器械体操出身らしくて、「布団で練習した」じゃないからこそ、体の反らせ方とか膝のバネとか、そういうものをきちんと理解した綺麗なアクロができるんだろうな、と。

今古謝ちゃんであったりトラジャ(のえるくん)であったりすのであったりそれこそえびさんであったり、一通り「アクロがうまい」と呼ばれる人たちは見ていて、そのうえで、「いやこの人、マジで私が見たジャニーズのなかで一番アクロうまいな」というのが初見の感想。初めて意識して見る冨岡健翔さん、飛んでましたから、宙を。宙に浮いていました。

舞台中、戦闘シーンにもアクロバットが含まれているんだけど、あくまで演技として彩は添えつつ、印象は残しつつも、絶対に全体の流れを止めないようなアクロバットが新鮮だった。アクロバットってモロに自我というか、演者の中身が出てしまう分、自分ではない他の誰かを演じている舞台で披露すると世界観を削がれる、と私は思っている。

冨岡さんの冨岡さんとしてのアクロバットをあんまり見たことがないからこれは正確ではないかもしれない。けれど、原作でアクロバットもしなければ戦闘にも参加しないしない巽というキャラクターが、舞台上でアクロバットをしていることも、戦闘をしていることにもさしたる違和感はなくて、素直に「こんなアクロバットができるのならモーツァルトとしてアクロバットもできるのかもしれない」と思ったし、「だったらイケヴァン見に行きたい」の気持ちがむくむく湧いてきてしまった。スケジュール調整すればいけんこともないんだよな…。

いや、アクロバットめちゃくちゃ上手。途中どこかのロン宙だったかな、着地の足の揃え方が綺麗で感動した。こんなに足揃う?!って。アクロバット上手!アクロバット得意な人が本当に好きなので嬉しいです!アクロバット大好き!

 

安定感

舞台中幾度か思った。私はこの人を見るときものすごく安心している。今日好きになって初めて見にきたのに、有無を言わせぬ安心感がある。舞台が映える人だ。ずっしりどっしりと構えるような存在感。それが冨岡さんが故なのか、今回演じる巽がそういう役割で、そのように冨岡さんが解釈しているが故の演技なのか。説得力があって、度胸もある。

でも、他の冨岡担さんのツイートを見ていたら、「安心して見られるようになってきた」と言っていた。過去のダンスクを読み漁っていて、桃山ビートドライブ初演時の稽古場での不安そうな様子の冨岡さんが結構な衝撃だったように、この安定感は彼の努力の賜物なのかも。

TVガイドアルファで「今やっていること(仕事)が何もできなくなると、本当に廃人になってしまう」というワードを発していた冨岡さん。言葉を選べると知っている人だからこそ、「廃人」という強めのワードチョイスにぎょっとしたけれど、きっとそうなのだろうな、と思う。以前に舞台に立っていた時とはまた回りの状況も少し変わって、それでも舞台に立つ人。私がまだまだ見たい。私がまだ一回しか見られていないので、いろいろなところでこれからも見させてください。

 

静かな巽の1幕ラストの大見得

辰巳(雄大)さんの演技も好きな私だけど、辰巳さんと冨岡さんは全くベクトルの違う演技をすると思っている。辰巳さんの演技は喜怒哀楽すべてを、ひりひりとするような痛烈な感情として前に前に押し出してくる。全感情が全力で、生きることに貪欲。己を削って人生を演じる、そういう演技。

冨岡さんは反対に、静や影を切り取るのが上手い。日舞の背景があって所作が綺麗、和装が似合う。今回特にそれを感じたのが1幕ラスト。湧き上がる怒りが異能として姿を現す瞬間のタイミングがばっちりだったのはもちろん、それまでもどかしさや心配や怒りをふつふつと丁寧に煮詰めていく部分が説得力があって素敵だった。冨岡さんは「仁義の人」という印象が強い。今回の巽は本当にそういう役だったように思う。

戸塚さん目当てに観劇していたとしてもこの感想になると思うので言ってしまうけど、この『未来記の番人』の一番の見どころは1幕のラスト20分。スピード、テンポ、音響、光源、他全て、全舞台通して一番完成していた。

冨岡さん目当てで観劇している者として、「生太もも!スパッツ!拷問シーン最高!」は舞台から持ち帰る感想として不適切不十分だと思う。たしかに拷問シーンは最高だった。マイコ、拷問シーン好きじゃん。(藤ヶ谷くん)って感じ。オタクは拷問シーン好きです。2階から見下ろす拷問シーン、結構マジで楽しい。

あそこで私のようなオタクは確実に巽ではなく冨岡さんの太ももとスパッツを楽しんでいるという、平たくいえば演者を摂取しに劇場へ来ている一番悪い状態。そんな邪な感情かき回しておいてから、一気に舞台を自分のものにして一幕の終わりゼロ番で締めるまでの流れ、とにかくあっぱれお見事。敵の動きを封じ込め、0番で冨岡さんが喝采を浴びて、幕が下りる。脱帽ですよ、あのくだり。素晴らしかった。

 

 

麗しい

冨岡さん、巽以外に冒頭の戦闘シーンで天草四郎の役をしていて、どうやらこれ出演前には特にどこにも出ていなかった情報らしい(冨岡のお姉さん方がレポでガタガタしてらしたのであ、私が知らなかっただけじゃないんだ…となった)。その天草おとみが麗しい。全体的に「いつ着替えたの!?あの尺でどうやって着替えるの!?」とか色々あったんだけれども、いわゆる天草四郎らしい、独特の髪型と襟巻がとてもお似合いでして…。麗しい…。黒髪サラストの横髪から見える横顔。「生きろ、ただひたすらに生きるのだ」という、強いメッセージ。それと、島動画で何度も聞いた声。素敵な声色、いい声をしている。特段意識しなくても聞き取れるしっかりとした発声。イケボだよ。イケボなんだよ…。

天草おとみの着ているガウン?お着物?が艶やかな黄色(確か)で、これはあえての黄色なのかなあと思うなどしていた。

 

緞帳の降りるまで

コロナ禍のカーテンコールってなんだか特別で、ウィズコロナ時代のカーテンコールは現場問わず泣きそうになる。これは上澄みのエモをすすっているだけで正しくないかもしれないのだけれど、「一列に並んだ演者」対「総立ちの観客」という図が美しくて、他の観客が見える位置であればあるだけ泣けてしまうんだよな。幕が開くことが本当に当たり前でない世界になってしまって、だからこそ、舞台がきちんと終わって、それに対して精一杯の拍手をする、そういうカーテンコールの場所が特別になっている。

にこにこと手を振る冨岡さん。お手振りうまいなあ。さすがですわ。それぞれのカテコで2階3階と順繰りに視線を振って最後緞帳の降りるその瞬間まで1階~間近の客席に手を振る様を見ていた。「緞帳が降りる」ってそれこそ松竹座とか演舞場とか一部の劇場でしか発生しないイベントで、ただはけるより、リアルに境界線が示されている感じが好きだ。

これは舞台には一切関係ないけど、じっと見ながら両手で手を振っていたら私のところで片手から両手フリフリに切り替えてもらったので目があったということにしました。かわいいね。ふにゃふにゃ笑うねかわいいね。(語彙力)

 

最後に

これは心の覚書だけど、お姫様抱っこシーン、来るか?来るか?って待機してたら期待を裏切らずバーン!って食事をもって乱入してくるお兄ちゃんめちゃくちゃ可愛かった。シスコンお兄ちゃんがんば。ラストシーンで少しむくれたようにお口ぷくぷくさせててかわいいね。

おとみ、手放しに責任意識を持たずにみていられる、私の癒しで見る栄養剤。今後も定期的に摂取していきたいなと思う所存です。

これ書きながら今日のイケメン桜更新されたから読んだらアクロ褒められて喜んでてかわいかった。かわいい!アクロ上手!大天才!

 

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3月17日(水)に再度観劇行って来たらちょこちょこ内容に違うところがあった。しょうがない。

*1:完全に脱線するけど、イケメン桜3月8日の内容がドンピシャnoteで記載した内容について触れていてめちゃくちゃ満足度が高かった。あの記者会見はとても素敵だったので、それに対しての正当な評価が彼に還元されていることが素直に嬉しい。