いたれりつくせり。

アニオタからジャニオタ。オタクのオタク。

奇跡じゃない運命

キスマイちゃん ツアー完走 おめでとう (川柳)

 

完走おめでとう!というテンションでブログを書きあげようと思ったら藤ヶ谷くんの陽性がさっそく発表されてしまった。改めて、本当にギリギリの状況だったんだなと思う。メンバー皆ゴリゴリ濃厚接触だろうから心配も残るけれど(特に横尾さんとは距離がすごく近いので)、とりあえずまずはおつかれさまでした。

 

前回の記事で「またブログ書くよ。」と書いたので有言実行で書いていく。

niseri1012.hatenablog.com

 

アリーナ、ドーム、どちらも特別なツアーだった。

To-y2だってHOMEだって最高だったけれど、エコパ2日目、2年ぶりにエコパで見た横尾渉のビジュアルと足の長さにあらためてひれ伏してしまったところからスタートした今年のツアー。

歴代のコンサートビジュを考えても多分ほんとうに今年のビジュアルがピカイチで、途中鯖江でのメガネチェンジや玉森さんプロデュースの衣装も相まってもう最高。新白衣装も好きだけれど、やっぱり緑衣装派。

私はトッシ大好きなので、「久しぶりに生で見て俊哉に落ちたらどうしよう…」とか思ったりしていたのだが全くの杞憂、というか、私コンサート中横尾さんしか見ていないんだな?と改めて思い知らされるなどした。

静岡、横浜と楽しんで、さあ来週はと意気込んでいたところで代々木が中止。気を取り直して!と4連参戦を楽しみにしていた宮城も、愛知も中止。2月上旬で己のツアーが終わっていたことを2月下旬に知るというこのタイムラグ。

とはいえ悔しさとか怒りとかはそこまでなかった。このご時世何も信じられないし、そのためにいろんな会場のチケットを持っているのだから。

そして、ドームが発表された。スワンキングが先に決まっていたので日程をまず必死で確認。オリックス12時開演→東京ドーム18時開演に間に合わせるために時刻表殺人事件をするか悩むなどした(結局やらなかった)。

西武、大阪、名古屋、東京3日目。うん、いつも通りこんな感じで参戦しよう。

…と思ってたんですよね、西武が始まるまでは。

 

きっとこの夏のことも忘れてしまうので、今までで一番走り抜けたKis-My-Ftに逢える de Show 2022 in DOMEの覚書記録です。感想やレポがごちゃまぜですが、よければどうぞ。

 

2022.05.21/05.22 [埼玉] ベルーナドーム(西武ドーム)

 

西武ドーム初日、久々の「ドーム」らしさを全力でエンジョイしていたら初日にしてメンステ近くの縦花横を引き当ててしまった。妹(NAKEDに骨をうずめアリーナツアー全公演地にいた女)が「Luv Biasの水がありますね」「アリーナツアーでセンターに配置されていた機構がバクステにありますね」と開演前から名探偵していたのには舌を巻いた。声を出してはいけないので声にならない叫び声とガチスクワットを披露しながらBTCを目に焼き付け(めちゃくちゃかっこよかった)、10周年映像にユニット曲なんて入っていたっけ?と二人で話していたらまさかまさかのFIRE!!、ConneXion、BE LOVE、Double Up、舞祭組と押しかけてくる情緒不安定メドレーに思わず叫んだ。舞祭組出のキス担なので、やっぱり舞祭組ちゃんは10年の軌跡に必要だよ…としみじみ思ってしまう。それとBE LOVEはガチで来賓者の距離で参列したので初日にしてメドレー中にものの見事に担当を見失った。

西武2日目が終わって少し凹んでしまい(凹んだことは覚えているのだが今となっては何でか全く覚えていない、思い出さないし思い出せないけど)、私が渉を守らなくちゃ…という謎使命感に駆られる。でも西武、わたが最後「また遊ぼうねぇ~!」で出てきてくれたのがとても嬉しくてそればっかりツイートしていた。

西武が終わって意志薄弱は手のひらをくるりと返し、初の福岡行きを決意した。妹は福岡へ行く決意を初日時点で固めていたのだが、いかんせん宿泊費は1人と2人で大きく変わる。妹から押され、私も行きたいと考えていたのでスケジュールを調整し福岡行きを決意。令和の逢えるdeShowは怖い。

 

2022.06.03~06.05 [大阪] 京セラドーム大阪

大好きなホーム大阪!※都民

初日はスタンド。6/4はバクステド正面の下段。

バクステド正面はとにかく綺麗で、ブルーレイ画質であった。演出がとにかく綺麗で双眼鏡なしで何度か見惚れてしまう瞬間があったし、ああいう時に他メンバーを見ては新鮮に「キスマイ、かっこいい…!」となる。

#1 Girl終盤から音を立てていた心臓はTell Me Whyで見事に爆発した。目の前に来たとき、双眼鏡でその顔を拝んだらがっつり目があっ(た気がし)て、久しぶりに体の温度ががっと上がり耳まで熱くなった。「ああ、この気持ちのために生きているんだな…」と思う。

顔が綺麗で…指が綺麗で…足さばきが綺麗で…衣装が綺麗で…と思考停止していたら涙が出てきた。本当に顔と体が好きなのである困った困った(何にも困ってない)グッサンもそこそこ見てもらえただろう、と思うのだけれど(これはほかの客席からグッサン時のバクステ側を見たのを踏まえての感想。もはやメンステ近くのスタンドの横尾担から念というファンサをもらっている)、リアクションをくれなくてもそこにファンがいると思ってくれるだけでいいので嬉しい。

横尾さんがたまに周りもヘッドマイクも何も気にせずランナーズハイかのように無心で踊っている瞬間、ノリノリで歌っている瞬間を見ると、どう?アイドル楽しい?今アイドル、楽しいでしょ?と言いたくなる、君はそこにいてくれよな!!!

最終日、アリーナA。友人に感謝。近すぎた。

キスコの一緒に踊る1サビも、キミキセラストウォークからの挨拶MCも目があったことにしておく。楽しんだもん勝ち!目が合っているor視界に入っているときはオタクとしても笑顔でいたいよね。あのぐらい前列だとMC中にうちわを下ろすこともメモをとることもはばかられてしまう。アイドルと目が合っていると錯覚するときの、秒数を重ねれば重ねるだけつまみを回すかのように体温と心拍数があがっていくあの瞬間、「アイドル側に主導権を握られている」感じが、私は好きだ。

気のせいとして聞き流してくれていいが、横尾さんは結構横尾担かどうかを確認していると思う。ペンライトをオレンジに変えてくれる人だけでなくて、オレンジを着てオレンジを振っているひとをちょっと、ほんのちょっとだけ特別扱いしてくれる気がしてそれが嬉しい。※これは8/18のキスラジを聞いて結構確信した。あの人オタクのことめちゃくちゃ見てるし服装も見てる。

この日の横尾さんは「ハニャン?」を繰り返し、最後に外周をまわりながら「デリシャスマイルありがとう~」と言っていた。プリキュアデーだったのもあるが衝撃。エンサマでメガネを外したのもこの日。たかしよくやった。一緒に入った二階堂担にお礼を言った。

 

 

2022.06.26/06.27 [愛知] バンテリンドーム ナゴヤ (ナゴヤドーム)

↑横尾さんと「対戦」しがち

 

入ってしまった、横尾担の聖地アリーナA1!!!!!!!!!!!!!!!!!*1愛知在住の友人に久々に会えたのが嬉しかったし、その友人が千賀くんに会えたのも嬉しかった。みっくんのリフターが上がらなかった関係でまさかの2連続エンサマ指名+メガネ外し。背中を向けていたけれど、近くで見られて嬉しかったよ。

わたるがいつか言うかもしれないなあ、と思っていた「僕のことを嫌いになってもKis-My-Ft2のことは嫌いにならないでください」を聞いてしまった。ぐう正論だからこそいつかいいそう、いや、思ってそうだなあ、とツアー中にちょうど思っていたのもあって、なんだか悪い予感が当たったことが悲しくて、腹立たしくて、感じるまま〜を聞きながらちょっと泣いた。不器用にしか生きれない君は君のまま!!!!!!!!!💢💢💢💢

たぃぴバースデーサプライズのおかげでそれっぽいかたちになっていた(湿っぽい自虐で終わらなかった)のでよかったなと思った。誰か一人を嫌われ者にしよう、から「じゃあ俺行くよ!」のスピードが見事で(ほんとはここでたいぴに振る流れだったのかなぁ?とも思ったんだけど)、でもいざ「じゃあ、感じるままで!すみません、すみません」って言ったときの顔は嫌われる覚悟も勇気も全くない、申し訳無さそうな顔で、愛されたいんやろ君もさあ?!?!?!素直になれえ?!?!?!と脳内で胸ぐらを掴んだ。

そりゃまあわたのことを嫌いになってキスマイのことまで嫌いになるのであれば、わたのことを嫌いであってもキスマイのことを好きでいてほしいけれど。その時は君もキスマイにいるんだよね?と、別に貶し愛とかではなく、真摯に渉とか勝手に喧嘩をしたりする名もなきオタク。これもまたツアーの醍醐味。

…悪い記憶ばっかり書いてもしょうがないので、Everybody Goのターン(優雅、一瞬)と、#1 Girlと、キミキセコーナーあたりで目があった気がする話をしておこう。東京3日目じゃなかったらこの日にうちわは見てもらえたんじゃないかなあ、と思っておく。Cool Don't Lie、この日以外は真面目に見てたからさ…許して…。

 

二日目はスタンド。この日は笑顔が多くて、こっちはアイドルには笑っててほしいしマジでそれだけでいんだわ。の気持ちになる。(横尾担をやってるときのメンタルは明るいギャル)ConneXionと挨拶で渉が笑ってて泣いてしまった。FIRE!!で胡座をかいてマイクで合いの手入れる横尾さん、一部以外めちゃくちゃ見づらいというのはさておきめちゃくちゃヘキだよね。緑衣装、胡座。(本音は疲れてるだけだとしても)画になるんだよ…。

MC、横尾さんとインパクの絡みと丸くなったね、のくだり。「僕も36だから丸くなったんですよぉ〜」からの「20代の頃だったら?」「後ろから思いっきりドン」の言い方がめちゃくちゃ怖くて元気でた。コンプラ違反してた頃のわただった。

 

2022.07.04 [東京] 東京ドーム

都民なのに遠征まみれで都合がつかず、東京は7/4のみ参戦。この期間にWESTのドーム、スワンキングを通した結論は、「いやキスマイやっす!くそ楽しい!」だった。

サンドさんや後輩が観劇しているのも、カメラが入っているのもあって、明らかに笑顔が多かったし、明らかにいつもよりきちんと踊っていた。じゃあいつも手を抜いているのかって?難しい質問ですね。あなたはいつも全力で仕事をしていますか?私はしていません。

結局コンサートに入るたび、「足長いかっこいい好き」になっている。おじさんとか言われがちだけれど、世の36歳がこんなにかっこよく服着て踊れるか?!踊れねえよ!!!絶対神だよ!!!という、小学生男児みたいな気持ちになってしまう。

東京でも引き続きバンテリンおじさんな横尾さん。MCではお年を召した女性が参戦してくださっている、という話になり、皆に「横尾さん(担)じゃないか」と持ち上げられ「照れる~~~え~~~照れる~~~」とへにゃへにゃ笑いながら変な歩き方していたのがめちゃくちゃ可愛かった。持っていたペンライトが黄色だと判明した後も、「黄色とオレンジ似てるもんね?!」みたいに玉森君と話していたのが可愛い。なんだそのダメ押し。可愛い。基本的に横尾さんが自分のファンに対して嬉しそうにしていることがあまりないので、こういう話は微笑ましく見てしまう。

そしてアリーナ後方から見るTwo as One、すごくきれいだったな。

アンコール、TRY AGAIN。モニター横尾さん一人勝ち。

この日は妹がけんぴにがっつりファンサをもらい、それを楽しく目撃していた。こちらはグッサンで目があったということにしておこう。思うのは自由なのでね。

最後にサクッと帰りそうで帰らない横尾さんが好き。なんとなく後ろ髪引かれているのかな、って思ってしまうから。今回のツアーは総じて何らかの形で最後に出てきてくれることが多くてとっても嬉しかった!!!

 

 

増える感染者

東京ラストから、記念日に合わせた福岡ドームまで約1か月と1週間。どんどん増える感染者数は1万人後半から2万人台を推移、そして事務所から発表された「欠員出ても実施する、振替しない」宣言。懐事情は察するにあまりあるので何も言えないけれど、記念日のドームを6人以下でやって、「10年後もこうやって一緒にいようね♪」といわれても悲しくて泣いてしまうと思う。(これは藤ヶ谷くんお休みのMステを見て確信に変わった)

誰がいないドームだって辛いけれど自担のいないドームはいろんな意味でより一層辛いことは目に見えているので、全員無事でいてくれと祈っていた。そしてその場に私も無事で行くために、できることは全部した(正直8月はほぼ出社していない。絶対に罹りたくなかったので)

 

2022.08.10/08.11 [福岡] 福岡PayPayドーム

何回入っても最高のセットリストだし、テレビに出てる人がそこにいるのすごいし、顔かっこいいし足は2億メートルある(ツイート原文ママ

7人が出てきた瞬間とにかく嬉しい、と同時に、私は結構7人でやるのは難しいんじゃ、と思ってしまっていたんだな、と気づかされた。福岡ドームは両日ほぼ同じ席(上手スタンド上段)に入った。角度がつくとFearとRe:と足音のモニターが見えない問題はありこそすれ、もうこの空間に7人のキスマイといられるのが奇跡だと思っていたのでありがたく楽しんだ。

10日は配信等でバタバタしていてほぼツイートがないが、横尾さんが「楽しくなっちゃって」といっていたことが印象に残っている。私はこれを聞くと、「わたってコンサートで楽しくなったりするんだ…」と思ったりするのだけれど、これは照れ隠しのようなもので、コンサートで楽しくなって変なテンションになっちゃうのめちゃくちゃ嬉しい。

いつもの指差し頷きのほか、最終公演地はファンサを振りまいており、バットで打ったり(ルアー投げてるのかと思った)、ピースしたり、うさみみ…?(手を上下させていたので窓ふきみたいになっていたが)したり、いろいろ見ていた。アンコール最後、外周をまわってかえるときの片手ハートからの両手ハートして素でびっくりして「すご!」って声に出た。隣の横尾担もびっくりしていたのが面白かった(この日は同じ列に3人横尾担がいてびっくりした)し、両手ハートからの照れ笑い?が可愛くてありがとうございますの気持ちでいっぱいになった。なんだあれ。

私は横尾さんのことを良い意味で人間だと思っていないが、こういう時だけ「36歳の顔めっちゃかっこいいお兄さんからファンサもらえるのうらやましい」みたいな感情が出てきてしまう。危なかった。

このファンサ祭りの様は映像に…入ると…いいな!隣が藤ヶ谷担の若い女の子で、藤ヶ谷くんがかっこいいと双眼鏡を見ながら後ずさっていたのがめちゃくちゃ面白かった。活きのいいオタクを見ると元気が出る。

MCでは玉森くんが横尾さんを「金木犀の香りのするメガネのおちゃらけおじさん」呼ばわりしていた。でもそのおじさん、客席の空気に酔ってこの空間が僕たちのキセキとか即興ラップしだす。(個人的にラップもめちゃくちゃよかったが、「何あれ」って言われて「この空気に酔って」みたいなこと言いだしたのがおちゃらけMAXで最高だった)

2日目もこの即興ラップは続き、『君と僕たちが出会えたのは奇跡じゃない運命』が出てくる。キミキセラストのカネの音はいつもトトロしたりアイーンしたりとふざけがちなのに、眼鏡をはずして決め顔してくれた。モニターがうまく抜いてくれなかった※担当が正しいカメラを見つけられなかった のが心底悔やまれるが、この理由をMCで聞かれて「Endless Summerの時にニカがいうから…」みたいなこといいつつ、ふざけちゃダメなときは眼鏡を外して決め顔をしておこう!という判断をしてくれるのが最高!君はアイドルや!!!

その後、ラップが聞き取れたか、眼鏡有無に興味はあるか、をペンラ投票。激甘ラップの滑舌と眼鏡に対する世間の評価がめちゃくちゃリアルで面白かった。あれをレポで読んであの場でオレンジのペンライトぶん回せなかったら心底後悔していたと思うので、それだけでも入ってよかった。ペンライトを見ながら、「リアル」というメンバー6人と、「でも本当に皆さん忖度なしで答えてください、僕も本当に改善していきたいと思っているので」みたいな横尾さんが、なんだかとっても横尾さんで、キスマイで、よかった。

横尾さんは気が遣えるし気が利く。告知をしなかった藤ヶ谷くんに、「野鴨もありますから体調気を付けてくださいね」と言ったり、横原くんや基くんにうちわ見つけて教えてあげていたりするの、視野が広くて、公平であろうとする気持ちがものすごく強くて、それがどうしたって愛しい。

※福岡のMCはどう考えても曜日をペンラの色でチクるくだりが面白かった。教えた末の (`へ′) 「じゃあ明日は金曜日か~!」もずるい。そりゃ膝から崩れ落ちるわ。

 

Wアンコール、リボン。余談だけれど、アンコールの後に規制退場のお知らせが女性の声で、「まだいける!!!」と確信した、この確信も3年ぶりで、そうだったそうだった、これがコンサートだ、と思い出すなどした。余裕のある飛行機をとっていたおかげで、時間を気にすることなく、全力で最後の一曲に集中できてよかった。

Luv Biasのように噴水がきらきらと光るなかで歌うリボン。Luv Biasと同じ立ち位置だったか、1番のサビの横尾さんはこちらを向いていて、すごく丁寧に、それこそ紡ぎあげるように、ときには笑顔を見せながら歌っていた。なんだかそれが猛烈に嬉しくて、改めていい曲だと強く思った。

ショートVer.(この後に貼るYouTubeと同じ)の披露だったので、サビ以外はほぼ歌割はない。だからこそ、「なんでこの曲?」と思ったりもしたのだけれど、曲が発売された今だからこそわかる。リボンは2番が真髄。サビがめちゃくちゃ良い。きっとオーラスでこの曲を選んだのは、まだ伝えられない2番を伝えたい気持ちもあったんじゃないかな、なんて勝手に思ったりした。

Kis-My-Ft2 リボン 歌詞 - 歌ネット

でも、小さなリボンを結ぶような日々じゃなくて、国立ででっかい花火打ち上げるような日々がいいな、なんて思った私は多分最後までキス担だ。

かえりの飛行機の中でまどろみながらわたの笑顔を思い出していた。やっぱり柔らかい顔をして笑うようになった。横尾さんは人間として面白すぎる。掴みどころがなくて読めなくて見ていて飽きないなあと思うから大好きだ。君の笑顔の一つは僕が理由だったらいいな(激重感情)

 

 

アイドルって何だろう(2億回目の疑問)

私のなかでアイドルを続けるうえで大事になる能力が三つあると思っている。

  • ファンからの愛を受け取ることに抵抗がないこと
  • 受け取った愛を再生して(何倍かにして)届けられること
  • 嫌われることに恐怖心がないこと(≒愛されている自覚があること)

ひとつめとみっつめは少し似ているかもしれないけど、少し違うと思うから書いた。渉はみっつめの能力が一番わかりやすいと思うけれど、ひとつめの能力があるかというと結構怪しい。

愛されたい、という気持ちはすごくあるけれど(末っ子三男かわいい)、ファンからそれをあまり求めていないというか、ファンからの愛に懐疑的であるというか、そのもどかしさに「オイコラァ!!!Jr.のうちわ探してあげるのもいいけどこっちも見ろやコラァ!!!」となることもまれによくある。

それと、ふたつめの能力は(あんまりそう思われないこともあるかもしれないけれど)ある。横尾さんがコンサートで手を振るとき、踊るとき、誰かを幸せにしているとき(さっきも書いたけれど、福岡オーラスの片手ハートからの両手ハートの笑顔で打ち抜かれてしまった)とても面白いなあ、と思う。

今の時代のオーディション番組だったらスタッフへの対応は点数高いけどそのほかの点で秒速で落ちてボーイズユニットとしておそらくデビューできない横尾さんがデビューできるアイドル、ジャニーズ、Kis-My-Ft2と同じ世界線に生きられてるの、めちゃくちゃ楽しい。

そんなわたと私

ツアー中に12年目を迎えたものの、今回のツアーが「10周年ツアー」なのもあって今年初めの私はだいぶ情緒が不安定であった。デビュー当初の横尾さんは藤ヶ谷くんに「まずは10年」と言われてデビューをしたと思っている。そして10年経ってしまった。続けるとは思っているけれど、このご時世もあっていつ担当に会えるのが最後になるかもわからず、来年ツアーをやるのかもわからない。

何より金スマで10年後のことをあんまりはっきりいってくれなかったことをめちゃくちゃ根に持っており、Twitterを見れば見えない仮想敵の声に凹み、担当を見れば顔の良さにひれ伏し…情緒がすげえな我ながら

正直な話、ツアーの日程を見て(これでオーラスになんか変な発表でもされたらどうしよう…という気持ちになってしまい、邪な気持ちで走り抜けたツアーであった。もう一人の担当(※ジャニーズJr.)を見に行くときよりも私は強く、「辞めたらどうしよう」と思っている。来年の話をするとき、10年後の話をするとき、その表情を見て何を考えているのか必死で読み取ろうとする。「辞めないで、いつまでもそこにいて、ステージで輝いていて」と祈っている。わたはいい意味でドライだし辞めるほど馬鹿じゃないと思うけれど、でもそれよりも優先したい事項ができたら執着なく手放しそうな気もするから。愛情、依存、敬愛、執着、もう様々な言葉でこれまで8年間言い表そうと思ってきたこれはもうただただ『クソデカ感情』としかいうほかなく、これを心に押し込んで、胸の前のうちわというスクリーンで隠して、横尾渉に見せ続けている。

そんなこんなで買ったオレンジ色の服を着て、現場にいけばその彩度が足りないかも、と焦燥感に駆られ、もっとオレンジ色の服があれば買って…と、今年は4着オレンジの服を買っている。なんて健気ななんてことのない自己満足…。

ツアーが終わった今、実は横尾さんも私もそんなに難しいことなんて考えていなくて、彼はただ楽しくアイドルをやっていて、私はただそれに憧れてオタクやっているのかも、なんて思ったりするけれど、きっとまたこの距離間がわからなくて葛藤するのだろうな。

でも、そんな横尾さんが、Kis-My-Ft2が、オーラスでリボンをうたって、出会えたのは奇跡じゃなくて運命で、「東北、北海道、国立」に行けていないこと、行きたいことを(北海道はドームだからそうだし、愛知・東京はドームで行けたけどアリーナの東北がいけていないことをちゃんと言及してくれるところ、横尾渉なんですよ…)言及してくれること。

いやあ、我ながらものすごいアイドルを発見しちまいましたね。足の長さで好きになったとは思えない。良く見つけました、私。まあ、渉曰く運命らしいんですけどね!これいったら全部どうでもよくなっちゃうね!

 

いま、姉妹そろってこれまでの8年の中で多分一番アツく熱量高くキス担をやっている。アリツアの円盤を見始めたら、思わず全部通しで見てしまった。私の中で「思わず通しで見ちゃう円盤」は間違いなく最高のセットリストとツアーを意味するのでとても嬉しかった。Everybody Goで颯爽とローラーで走り抜ける姿も、リボンの表情も、大好きだよ。渉に、キスマイに、早くまた逢いたいな。

 

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myojo.shueisha.co.jp

*1:補足ですが、友人が当ててくれています