梶裕貴さんご結婚おめでとうございます!
現世(ジャニオタ)の遠征先の大阪で化粧をしながらTLを巡回していた6/23日朝10時すぎ、ジャニオタでありなおかつ2次元に詳しいフォロワさんの「梶くんとあやち結婚か~!オタク大変そう~!」というツイートを見た。
えっ
ひっ
「えっちょっとまって」と妹に叫びながらトレンドボタンを押す。
「梶裕貴さんが結婚を発表」
き、き、きた………来てしまった………
推しの結婚イベント、来てしまった……………
私が彼のことを好きだったのは8~9年前ぐらいがピーク。最近は彼が誕生日を迎え、奇跡の童顔*1 が更新されていくたびに「梶さんは声優…家庭にも憧れてるしな…同業者と結婚…いつしてもおかしくない……」と覚悟はしていた。私の推しているジャニタレのみなさんも三十路だけど、そう簡単には結婚できないだろう。だから、私の好きな男たちのなかで最初に結婚するとしたら梶さんだという覚悟は決めていた。
でもやっぱりちょっと衝撃だった。「ちょっとまって私このあとTOEICなんだけど…いや全然耐えられるけど…まーじで8年前じゃなくてよかったな…」とつぶやいた。
たぶんもう一生書くことないだろう黒歴史を、昨日帰りの新幹線とか、家帰ってからシャワー入りながらとか、色々思い出したから書くね。
高校生特有のイタさで私は梶さんのことがすごく好きだった。典型的なイキり茶の間オタクだった。
私が最初に梶さんに触れたのがイナズマイレブンの「一之瀬一哉」くん。一之瀬君ね、アイドルで紳士でちょっとヘタれで最高にかわいい男前なの。
イナズマイレブンの3期が始まったとき(2010年2月ごろ)日本代表に一之瀬くんがいなくて、「え?!嫁不在なんですが^q^(←」みたいな状態だった私は「声優さんが同じだから」という理由で、日本代表の選抜メンバーだった不動明王に落ちる。そのあとは一之瀬君と不動ちゃん両方嫁状態だった。
二人が嫁になったきっかけは「声」だったから、必然的に「梶裕貴」という声優に興味を持った。ユニコーン組として梶さんのグラビアがアニメージュに載ったとき、本当にはしゃいで、ショッピングモールの本屋で買うやいなや開いて「待ってマジ超イケメン~~~~~~~~~~~~!!!!!!」って叫んだな。
私は「一之瀬くんと明王ちゃんが好き」だったけど、どんどん「一之瀬くんと明王ちゃんと梶裕貴さんが好き」になっていた。ただ、私はあくまで「イナズマイレブンのオタク」だったので、梶さんが出ているから、という理由で他のアニメを見るほどには踏み出せなかった。
でも、曲は何回も聞いた。Youtubeで「梶裕貴」で調べて、むさぼるように聞いた。
純情マスカレイド。
蜃気楼・イン・ザ・ダーク。
完全無欠超絶技巧庭師。
RAILWAY→EXIT。
あとこれ。これをマジで狂ったように聞いてた。
そんなこんなで、2010年下期に「あいのことば」っていうCDが出ることが決まってね。
あ~!むり!若い!かっこいい!2010年10月発売って書いてあった!好きだったな~~~~!!!!!これシークレットトラックでプロポーズのセリフが入ってるんですよ。聞くたびにドキドキしてにやにやしちゃって結局あんまり聞けなかったな~!!!結婚おめでとう!!!!!!!!!!!!(笑)
あいのことばはあいみみみたいな、台詞と台詞の間に女の子役(私)が返事をしたりリアクションをする空白が残されているタイプの音声トラックで。私はいっちょまえにイタいオタクなのでこのあいのことばのトラックに対して返事をして会話を成立させている音声があります。ただ録音しただけじゃなくてネットに載せてたから今もこの広いネットの海のなかにきっと漂流してる。殺してくれ。
2010年12月12日。はじめて彼に「あった」。梶さんがイナズマイレブンのファン感謝祭にゲストとして登壇したのよ。当日まで誰が登壇するかは謎だったから来たとき本当にテンションがあがった。運命じゃんって思った。本当に興奮しすぎてくそほど声だしてた絶叫系オタクだったな。だってとにかくうれしかったんだもん。
最後に声優さんたちがしりとりでファンのみんなにメッセージを言おう!みたいな企画?があって、竹内順子さんが「イナズマイレブン!」っていっていきなり「ん」で終わったぞ…みたいになったときに、流れで「(イナズマイレブン)を」でつなぐことになって、梶さんが「愛してるぜ、俺たちは!」って言ったの。
この、生「愛してるぜ、俺たちは」が好きすぎて本当にこれを3日引きずった。そのとき興奮しすぎて連結パイプ椅子ぶっ壊したもんな。(やめて????)ファンサもらったわけじゃないのに幸せすぎた。一生の思い出にすると思ったし忘れないと思った、し、8年半たった今でも自分が引くほど覚えてて笑ってる。
好きだったな。好きだった。本当に好きだった。
2011年3月にTwitterアカウントを開設したんだけど、最初にフォローしたのが梶さんで。梶さんがTwitterやってるって聞いて、Twitter作ろうって思った。
あ、ヤバい思い出せない。梶さんがいつもやるポーズあるじゃん。なんで出てこないんだ。姉やんがよくやってた狐のポーズやつです(現世の記憶を混ぜないで!!!!!!!)チェイスじゃなくてチョイスじゃなくて…なんだっけ。フェイスだった。思い出した。
いつかリプとかもらえるんじゃないかと思った。結局この何年間梶さんのアカウントは消えたりスタッフアカウントと合同になったりしながらオタクにリプ送るタイプのアカウントにはならなかったけど。というかそもそも、梶さん自身当時の100億倍有名声優さんになったけど。*2
と、まあここまで読んでいただけると分かると思うんだけど本当に好きでね、大好きでね、最初に女性スキャンダルが出たときに、本当にショックで。
その日、「梶裕貴」って打った時に予測変換に見慣れない女の名前があってさ、押しちゃったのよ。出てきた。色々。心が折れた。なんかね、一般人がとった動画だったんだよ。ちなみに公式で即二人とも否定してたらしいんだけど、私はそれすらも知らなかった。
上に貼ってた大好きな曲全部聞けなくなった。泣いた。悲しかった。今後一生検索窓に押しの名前は打たないとおもったし、オタクが善意で撮る流出動画はいつもクソだと思った。いつもくそ。いつもくそです。現世でもくそです。
名前が思い出せないけどメイトのなかにおいてある月間の無配冊子みたいなのあるじゃん。あれの表紙がちょうどそのとき梶さんとその(がセの)お相手さんでリアルに引きちぎってやろうかと思ったね。このあたりはごりごりの黒歴史量産期なので温かい気持ちで見守ってやってください。
本気でショックであったと同時に「本気で好きだったんだ」と気づかされて、考えることを放棄した。その一件以降ガチ恋の気持ちは火を消したように消えた。軽く失望してしまったんだと思う。2011年後半からはオタクとしても落ち着いた。でも、sense of wonderとか、Hello!とか。あの時もうCD買ってなかったけど後輩に借りてあいちゅんに入ってるなあ。
それからなんだかんだ7~8年。
ガチ恋の気持ちがなくなったけど、「応援」はしてたんだな。
誕生日は毎年お祝いしてたし、下野さんと梶さんのアメリカに行くやつもフォローしてたし。ねえ、こないだも日経エンタのインタビュー読んだよ。顔相変わらず抜群だなって思ったよ。こないだも適当に入ったみずほ?りそな?銀行のPVの声が聞き覚えのある声で、そのあとの予定をすっぽかしたくなったな。
梶さんの声が大好きで、聞いたらすぐにわかっちゃうぐらい精神に刷り込まれてたな。テレビで偶然聞こえてきた声に、「あ、梶さんだ」って思わず振りかえるのが好きだった。…これからも好きだな。
家に帰って即、親に梶さんの結婚報告をした。
「ねえ梶さん結婚したの知ってる????」
親「知ってるよ。なんなら『あんたの好きな梶さんが結婚した』って弟に報告したわ」
なぜ…
何年前だろう、梶さんがTwitterで、『「花のズボラ飯」のハナちゃんみたいな人と結婚したい』って言っていたことがすごく印象に残っている。竹達さんがそういう人だといいな、と思う。そういう人なのかな。私竹達さんのこと名前しか知らないや。
それより、 お相手の竹達さん、ラーメン大好き小泉さんだし、五等分の花嫁も出てるし、うちの担当も「おめでとう~!」とか思ってそうだな。前も声優の結婚に驚いたみたいな話、ブログでしてたし。
回る回るよ地球は回る。今日も私はオタクです。楽しいな。
ほんとうに、ほんとうに、梶裕貴さんご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。
今日の pic.twitter.com/ay8vqkAgBc
— 大川ぶくぶ/bkub (@bkub_comic) June 23, 2019